【英会話のプロが教える】英語の受け答えで固まってしまわない4つのコツ

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アメリカのスーパーマーケットにて。

レジで自分の番が回ってくると、不意にこんな言葉をかけられたりします。

フレーズ

How’s your day today?

(今日はどんな日だった?)

日本ではちょっと考えにくいですね。スーパーの店員さんのあいさつと言ったら、「いらっしゃいませ。〇〇カードはお持ちですか?」と言ったところですね。

今日がどんな日だったかなんて、唐突に聞かれたって困ってしまいます。さらにそれを瞬時に英語で返すなんて至難の業です。アメリカでの会話の受け答えに慣れていないと、こんな時に固まってしまいますよね?

私は仕事で日常的にアメリカ人と接していますが、ぱっと言葉が返せなくてやるせない時が多々あります。母国語ではない言葉を操るというのは簡単ではありません。学校で習った語学力だけを携えて英語の海に飛び込むのであれば、なおさらです。

それでも、知っておくことで対応力が大きく向上するコツはあります。いくつかの心構えとテクニックを身に付けることで、無言の愛想笑いだけでやり過ごすあの気まずさから、少しは解放されるかもしれません。

では早速、英語の受け答えで固まらないためのコツを、4つのポイントに絞って紹介していきましょう。

 

①お決まりの受け答えは体に叩き込む

まずは基本です。

1日に何度も耳にするようなお決まりのやり取りというのがいくつかあります。そういうのは深く考えず、頭の中で反復して叩き込みましょう。考えなくても反射的に出てくるようになればOKです。

例えば、

フレーズ

How (are) you doing?

How’s (it) going?

というあいさつ代わりの問いかけです。とりあえず1パターンで良いので、反射的に返せるようにしておきます。誰もが知っている無難な返答で良いです。

フレーズ

Great. How about you?

Good. How are you?

といった感じです。

このファーストステップで大事なのは、「言うフレーズが決まっている」という点なのです。実際に自分の体調がどうだとか、気分がどうだとか関係なく、言うことを決めておきます。

言うことが決まっている、たったそれだけのことで余裕が生まれます。余裕があると今度は、言葉に抑揚がつき、表現が生まれます

更に上の例のように、相手への問いかけをセットにしておくことをおすすめします。「Good.」や「Fine.」などと自分の事を言うだけでは、会話のキャッチボールになりません。逆に、自然な口調で相手に問い返すことができれば、一気にこなれた会話が成立します。

他にも、

フレーズ

Have a nice day.

などもとても頻度の高いフレーズです。

日本人の自然体として、「ありがとう」という謝意は反射的に出てきます。ところがそれに続く「あなたも」という部分がなかなか出てこなかったりします。なのでこれも、

フレーズ

Thanks, you too.

というひとかたまりが、反射的に出てくるようになるまで頭の中で反芻しておきましょう。

 

②「お気に入りのフレーズ」を用意しておく

さて、基本から1歩だけ歩を進めます。

大事なポイントです。

時々、英語で話している時のキャラクターが、日本語で話している時と全く違うような人を見かけて、違和感を感じることがあります。例えば日本語だとクールな皮肉屋なのに、英語になるとフレンドリーで赤裸々な人物のような物言いになったり。

英語の練習だからと、割り切る考え方もあるかもしれません。ただそういう人は少し肩の力が入りすぎているようにも見えてしまいます。

英語とは言っても、それは会話であって、つまりあなたを表現することに他ならないのです。私は日本語の会話だったら自分が絶対言わないようなことは、極力英語でも言わないようにしています。ただし当然、よほどの英語力が無いと常に自分の言葉で話すのは難しいことです。

そこで、あらかじめお気に入りをフレーズをいくつか用意しておくことをおすすめします。同じような意味のフレーズでも、響きとか、リズムとか、ニュアンスとか、人によって好き嫌いがあるはずです。

自分の性に合った言葉で話すことは、自分を表現することです。それができていると、自然と肩の力が抜け、リラックスして会話を楽しむことができます。

ちなみに私の場合、冒頭の

フレーズ

How’s your day today?

という問いかけにはだいたい、

フレーズ

Not bad at all.

とぼそっと言うことにしています。ひねりも何もありませんが。

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③あえてゆっくり話してみる

早口で話しかけられると同じように早口で答えてしまったり、逆にゆっくり話されると自分もゆっくり話してしまう、そんな経験はありませんか?

あるいは、声の大きな人には大きめの声で、ぼそぼそ話す人には自然と小声になってしまったり。もしそうなら、あなたは共感力の高い素敵な性格の持ち主だと思います。しかしネイティブとの会話では、人より少し苦労を強いられてしまうかもしれません。

協調性が高い人ほど、ネイティブに早口で話しかけられると、それと同じテンポで返そうと努めてしまいます。その時点で相手の土俵に乗せられているようなものです。

同じテンポでなんて喋れるわけはありません。そんな時はあえて、必要以上にゆっくり喋ることで、こっちのペースにグイっと持ってきてしまいましょう。

さらに明確な間を取りたい場合は、

フレーズ

OK, let me think about it.

などと言ってゆっくり考える時間をもらうのもいいです。そのくらいは甘えたっていいでしょう。

あるいはもっとストレートに、

フレーズ

Could you speak slowly, please?

と伝えることも、自分のペースに持っていくことと同義ですね。要は自分の間で、自分のテンポで会話が進められることが重要なのです。

 

④気の利いた返しでハードルを上げすぎない

少し話がそれますが、以前、ほぼ初対面のフランス人との会話の中で、ワインの話題になった時のことです。あまり共通の話題もなく、ワインを飲むのは好きだったので、

「フランスワインだとブルゴーニュが好きだね」

と言ってみたところ、

「へえ、どのシャトーだい?」

という痛恨の返り討ちにあいました。つまり身の程を超えた受け答えをするのは、自分の首を絞めるということです。

あるいは、逆に日本で見知らぬ外国人に日本語で道をたずねられ、その日本語がびっくりするくらい上手だったらいかがでしょう? 答える時に自然と、日本人に話すときのような語彙とスピードで話してしまいますよね。

あなたが流暢な英語を話せば、初対面の相手はそれをあなたの英語力のレベルだと判断します。そのあとの会話を続けるうえで、ハードルが高くなってしまうということですね。

生活の中での会話のほとんどは、平易な言葉と表現で成り立っています。難しく考えず、気楽に構えていきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

英語の受け答えで固まらないコツとして、以下のようなポイントをあげました。

  • お決まりの受け答えは体に叩き込む
  • お気に入りのフレーズを用意しておく
  • あえてゆっくり話してみる
  • 気の利いた返しでハードルを上げすぎない

どれも特別な知識や技術ではなく、ちょっとした心構えです。

世界で英語のネイティブスピーカーは約4億人ほどだそうです。それに対して、英語を話す人口は約17.5億人にのぼるということです。つまり英語を話す人のうち、ネイティブの割合は25%に満たない、ということになります。少し大げさな言い方をすれば、英語というのは、「片言で話す人がほとんどな言語」なのです。

どうでしょう。もう少し肩の力を抜いてもいい気がしてきませんか?

英語の受け答えで固まらないというのは、結局のところ、余裕を手に入れることです。今回お伝えしたのは、その余裕を手に入れるための手段のほんの一例です。この記事が少しでもあなたのお役に立てば幸いです。

 

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