渡米前に知っておきたい!日常生活5つの場面におけるマナー

みなさん、こんにちは!「ぶたひめ」と申します。

突然ですが、アメリカ合衆国は「自由の国」であると同時に「マナーの国」であることをご存知ですか?

私は、アメリカを訪れるまでは「アメリカって自由の国だし、日本みたいに礼儀にうるさくないんだろうな~」と考えていました。しかし、アメリカに滞在する中で、生活の中には日本と同じようにマナーがあふれており、皆がそれを自然と守っているということを徐々に肌で感じるようになりました。

日本では全く失礼ではない行為がアメリカでは実はタブーだったり、日本人にとってそのマナーを守る

ためには「勇気」が必要だったりすることもあります。

そこで今回は、アメリカの日常にあふれる数々のマナーについてご紹介したいと思います。

ぜひ、渡米前の参考になさってくださいね!

 

1.アメリカ人の基本!「どこでも」レディーファースト

バスや電車ではほとんどの場合女性が先に乗り込み、満席の場合は男性が女性に席を譲る光景がよくみられます。公共交通機関のほかにも、お店に入るときや列に並ぶとき、図書館ですれ違う時にも女性が優先されることが多いように感じます。

アメリカでは、子供のころから“レディーファーストの精神”が刷り込まれているようで、私の友人は母親から「女性と車に乗るときは必ず彼女のためにドアを開けてあげること!」と教えられたそうです。女性を優先させるだけの余裕が持てて、一人前の男性になれる…といったところでしょうか。

日本人の私からしてみれば「ドアくらい自分で開けられるのに…。なんだか大げさだなあ。」と感じてしまうこともありますが、もちろん悪い気はしませんね。お礼を言うと「なんでお礼を言うの?」と怪訝な顔をされることも多く、レディーファーストはして当たり前、されて当たり前の文化なようです。

でも、レディファーストがあまり一般的ではない日本で同じようなことをすると、「なんて格好付けな男なんだ!」と、多少やりすぎに思われるかもしれませんね。

 

2.「道、店、食卓」では、“ちょっと前失礼します”にご注意!

狭い歩道のすれ違いや、込み合った店内で商品を物色するとき、テーブルの端っこにある調味料を使いたいとき…日本ではたいてい「ちょっとすみませんね…」といった具合に囁きつつ、体を割り込ませることが多いのではないでしょうか。

実はこの行為、アメリカではタブーです!

このようなシチュエーションでは、まず相手とアイコンタクトを取り、「Excuse me/us」と一言ことわってからアクションを起こす必要があります。また、テーブルでは「Could you pass me that salt?」などとお願いして、相手に手渡してもらう方がよりスマートです。

私自身何度かやってしまったことがあるのですが、相手の体すれすれを通ると警戒されているような、ギョッとされているような感じがしました。また、買い物中にうっかり肩と肩がぶつかってしまったこともあるのですが、かなり真剣に謝られて逆に私の方が申し訳ない気持ちになりました。

体感でしかありませんが、アメリカ人のパーソナルスペースは日本人のそれに比べて、かなり広いように感じます。これは、国土の広さの違いに起因しているのかもしれませんね。
とにかく、無言の割り込みは禁物です!!

 

3.ついついやってしまいがちな「レストラン」でのマナー違反

先ほどは、テーブルの端っこにあるものを取りたいときの作法について言及しましたが、ほかにも、レストランへ行く際に知っておきたいマナーはいくつかあります。日本人がついやってしまうマナー違反の行為を、起こりうる可能性が高い順番に5つご紹介します。

声を出して、もしくは手を挙げて店員を呼ぶ

これは、日本ではごく自然に行われている行為ですが、アメリカでは大変失礼にあたります。

レストランのフロアは見えない線で区切られており、ウエイターやウエイトレスは自分が担当するテーブルを大まかに決められています。彼らは、客を自分のテーブルに迎えるところから支払い完了までのすべての行程を終えて、はじめてチップがもらえるのです。

その中でもっとも大切なことが、“客にとって完璧なタイミングでテーブルを訪れ、飲み物のおかわりやその他の要望を訊き出すこと”です。ですので、ほかの用事をしているスタッフに対して声を出して注意を引き付けることは、店員に対してとても失礼で横暴な客である印象を与えることになってしまうのです。

どうしても至急店員に対応してほしいことがある場合は、店員とアイコンタクトをとってみましょう。すぐに担当の店員が駆け付けてくれるはずです。

お皿を手で受け取る/手で差し出す

特に大きなテーブルで食事をする場合、店員が仕事をしやすいようにと手でお皿を受け取ったり、逆に差し出したりすることがありますよね。実はこれ、マナー違反なのです。

これは一般的なテーブルマナーの一つで、日本では高級レストランや懐石料理店などでしか使われません。そのためあまり触れる機会がなく、ご存じない方が多いかもしれません。しかし、アメリカではごく一般的で比較的広く知られています。

客は、配膳の最中にはお皿やシルバーウェアなどに触ってはいけません。店員がテーブルの所定の位置に置き終わってから、はじめてそれに触れることができます。また、お皿を下げてもらうときも同様です。テーブルが広く店員がお皿に届かない場合は、手渡しではなく、店員がテーブルから直接取れる位置にお皿などを移動させておくとよいでしょう。

安すぎるチップ

チップ文化に全く触れることのない日本人にとって、レシートに記載されている以上の金額を払うことは結構なストレスなのではないでしょうか。

しかし、アメリカではレストランでチップを払うことはごく一般的なことです。

まず初めに、チップの仕組みについて簡単にご説明します。ウェイターやウェイトレスの基本給は他のポジションに比べて割安です。その代わり、客から直接もらうチップが、その店員の仕事に対する評価として給料に反映される仕組みになっています。

つまり、あなたが支払ったチップの大半は、最終的にそのテーブルを担当した店員の給料の一部となります。ですから、彼らはできる限りの接客をしますし、客はそれに応えなければなりません。もしチップを払わなければ、それはつまり、サービスを受けたにもかかわらず対価を支払っていないということになります。相応のサービスを受けたにもかかわらずチップを払わなければ、それは店側に対し、大変横柄な客であるという印象を与えかねません。

ただし、テイクアウトのみの場合など店員からのサービスを全く受けていない場合は、チップを払う必要はありません。

チップの払い方は様々ありますが、たいていの場合は食事の代金と一緒にクレジットカードなどで支払うことが多いと思います。テーブルを担当した店員が、レシートとバインダーをテーブルまで持ってきてくれるので、レシートの空欄にチップの代金と合計金額を記入しカードと一緒に店員に手渡します。

しかし、その場合はチップからも税金が引かれてしまうので、チップ分だけ現金で店員に手渡しする人もいるようです。

スープや麺を食べるときに音を出す

日本人は汁物や麺類をよく食べますし、その際に麺や汁をすする音に対して抵抗を示す人は少ないように思います。しかし、アメリカでそのような音を立てながら食事をしてしまうと、知らぬうちに周囲の人を不快にさせている可能性が非常に高いです。これは、鼻水をすする音を連想させてしまうからのようです。

アメリカでは、鼻水が出てきたらハンカチなどにすべて出してしまうことが正しいとされています。出てきた鼻水を吸い込んで引っ込めてしまうことは、不衛生で不快なことだと認識されているため、食事中に似たような音がすることをとても嫌がるのです。

日本では、音を立てて麺や汁を食べることも鼻をすすることも別段悪いことではありません。しかし、アメリカではどちらも良しとされていませんので、十分に意識する必要がありますね。

不必要なアイコンタクト

旅行などで海外を訪れると、その物珍しさについキョロキョロとあたりを見回してしまいがちです。その場所で働く人々に対しても同様で、うっかりアイコンタクトを取ってしまった…ということも多々あると思います。

これはレストランに限ったことではありませんが、店員が客からアイコンタクトを受けるということは「客が店員に対して頼みたい用事がある」ということを意味しています。ですから、アイコンタクトがあった場合、店員はすぐさまその客のところに駆けつけなくてはなりません。不必要にアイコンタクトを取りすぎると、失礼なだけでなく店員の仕事の邪魔にもなりますので注意が必要です。

 

4.微妙に違う「ドア」にまつわるマナー

アメリカ人は本当に丁寧にドアを開けます。ドアを開けるときに反対から誰かが来たり後ろに誰かが続いていたら、最初にドアを開けた人がドアを開けたまま人の往来が途切れるまで待っていてあげることが親切とされています。

また、自分の後に続いて少し遠くにそのドアを使う人がいた場合は、必ず相手の顔を見てドアを手渡す感じで待っています。日本では後者の場合は後ろ手で何となく手渡す感じを表現しますが、アメリカ流は何とも親切丁寧ですよね。

ドアを開けて待っててもらったら、かならず一言お礼を言いましょう!

 

5.上級者編?!「スーパー」でのマナー

アメリカに滞在する場合、スーパーなどの小売店で一度は買い物をする機会があると思います。誰しも経験のある、店員の「いらっしゃいませ」から始まり「またお越しくださいませ」で終わる一連の流れですが、お国が変われば作法も変わってきます。

例えば、「いらっしゃいませ」は「Hi, how are you?」といった具合になります。レジの店員だけでなく、品出しや清掃中の店員もすれ違う時にはたいていこのように声かけをしてくれます。これは、客と目があったら従業員が必ず何か一言声をかけることがよい接客だとされているからです。結構、この接客でいい店と悪い店の評価が決まったりします。この声かけに対して、必ずしも客側が真面目な返答をしなければならないとは限りません。

「Hi」だけでもいいですし、「Hi, I’m good. 」と続けたり、「Hi, how are you?」とそのまま返してもよいです。流れ作業のようなものなので、真剣に受け答えする必要はなく軽く答える程度が自然です。
また、会計が終わって退店する際には、「Thankyou. Have a good day / good one / good holidays. 」というフレーズを言われることが多いです。これに対する返答は「Thanks, you too. 」が最も簡単でシンプルなフレーズです。

日本では無言で退店する人も結構いますが、アメリカではその行為は失礼に値します。なかなか、初めは緊張してうまくいかないものですが、勇気を出して!一言でもいいので、店員に言葉を返してみましょう!

 

まとめ

以上、アメリカのマナーついてご紹介しました。特に、日本ではマナー違反でない行為は、「つい、うっかり」やってしまいがちです。

「外国人だから仕方ない」と許容されることもあると思いますが、周囲の人に不快感や動揺を与えてしまう可能性は十分にあります。なかなか実践するには難しいことも多いですが、マナーに失敗や成功はありません。皆が気持ちよく毎日を送るために、相手への思いやりをの気持ちを伝える手段の一つに過ぎないのですから、ゆっくりでも、ぎこちなくても、気持ちが伝わればそれでよいのです!アメリカを訪れた際には、ぜひ勇気を出してチャレンジしてみてくださいね。

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